第5回 キャリア・ダイナミクス 開催報告

　去る11月2日（火）19時～21時に「第５回キャリアダイナミクス」勉強会が開かれました（本年度の第3回目）。参加者は、計22名（会員7名、非会員15名）でした。

　「リカレント教育（学び直し）は日本に根付くのか？ ～ 社会人大学院教員が語る、大人の学びとキャリア」というテーマで、浅野浩美講師（事業創造大学院大学教授）が基調報告しました。
　みずから社会人大学院で修士課程と博士課程を経験し、元の職場を退職後に現職につき、社会人院生を教育している経験を踏まえ、興味深い話をしてくださいました。

　その後は、諏訪康雄当ＮＰＯ理事長による「なんで学び直さないの？」というコメント的導入の後に、５グループに分かれてディスカッション。
「仕事でいわれたことをしてきた経験がみずから学び直そうとする姿勢を弱めている」「学び直さなくても業務がこなせている」「何を学び直したらよいのかよくわからない」など、様々な議論がなされました。

　参加者数は限られていましたが、その分、きわめて熱心かつ水準の高い会合となりました。