2020/11/6(金) 第9回「キャリア・コロッキアム」Zoom開催のご案内

2020年度2回目のキャリア・コロッキアムは、話題の「プロティアン・キャリア」を取り上げます。

同理論の有力論客の田中研之輔先生(法政大学キャリアデザイン学部教授)をお迎えして、「プロティアン・キャリア論の新たな地平」をめぐる基調報告をしていただきます。
それを受けて、後半ではグループワークを開催します。

「プロティアン・キャリア」(protean career)は、前世紀末に出た『キャリアは死んだ』(The Career Is Dead: Long Live The Career: A Relational Approach to Careers, 1996年)などの著作で高名なダグラス・ホール教授(Douglas T. Hall、ボストン大学教授)が1976年以来、提唱し、展開してきている考え方です。

自分の意思で姿かたちを変幻自在に変えていくプロテウス(ギリシャ神話の神)から名を借りた「プロティアン・キャリア」論は、伝統的なキャリア理論に大きな転換を迫る主張だとされています。
「変幻自在なキャリア」などと訳されると、かなり大げさで非現実的な議論だと誤解する向きもあるようですが、その真意はどのようなものでしょうか。日本で働く人びとにとってどんな意義をもつものでしょうか。

昨年のキャリア・コロッキアムでは最新の「ティール組織」論をめぐる検討をいたしましたが、今度は別の角度から、組織よりもむしろ個人に焦点をあてた考え方を学ぶことにいたします。

田中研之輔先生は、「タナケン先生」という愛称をもち、日本におけるプロティアン・キャリアの論客としてよく知られておられます。

今回は、グループワークをする関係で参加人数は20人に絞っております。皆様、こぞってお早めに参加申し込みをされてください。
(認定非営利法人キャリア権推進ネットワーク 理事長 諏訪康雄)

【開催概要】

1.演題

「プロティアン・キャリア論の新たな地平」

2.講師のご紹介

田中研之輔(たなか・けんのすけ)氏

プロフィール: 法政大学 キャリアデザイン学部教授 /一般社団法人プロティアン・キャリア協会 代表理事/UC. Berkeley元客員研究員 University of Melbourne元客員研究員 日本学術振興会特別研究員SPD 東京大学 /博士:社会学。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。

専門はキャリア論、組織論。
<経営と社会>に関する組織エスノグラフィーに取り組んでいる。

著書25冊。『辞める研修 辞めない研修 新人育成の組織エスノグラフィー』『先生は教えてくれない就活のトリセツ』『ルポ不法移民』『丼家の経営』『都市に刻む軌跡』『走らないトヨタ』、訳書に『ボディ&ソウル』『ストリートのコード』など。
ソフトバンクアカデミア外部一期生。専門社会調査士。社外取締役・社外顧問を20社歴任。
新刊『プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本論』。
最新刊に『ビジトレ―今日から始めるミドルシニアのキャリア開発』 日経ビジネス 日経STYLE他メディア多数連載。

3.開催日時

2020(令和2)年11月6日(金曜日) 18時から20時まで

4.開催方式

Zoomを用いた遠隔セミナー

※申込者に「会議への招待状」を開催前日までにお送りし、上記時刻に適宜パソコン、タブレット、スマホなどで視聴、遠隔グループ作業に参加していただきます。

※なお、お申込み者の照合のため、Zoomの氏名欄がご本名をお使いいただいていない方は、漢字フルネームにご変更くださいますようお願いいたします。

5.オンライン開催の具体的な進行予定

18時 開始の挨拶(事務局・奥山)
18時5分~19時 基調講演(田中講師)
19時~19時40分 遠隔グループ作業(諏訪)
19時50分~20時 田中講師および諏訪のコメント
20時 終了挨拶(事務局・奥山)

6.参加費

試験期間中に付き、NPO会員、非会員を問わず無料

7.定員

20名

8.お申し込み方法
【事務局担当】株式会社ウイル
https://www.officewill.co.jp/
お問い合わせ: send@officewill.co.jp

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